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zoom RSS 空間デザイン論(1)

<<   作成日時 : 2009/08/31 19:13   >>

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今から30年近く前、恩師故・鈴木治平先生が講義する空間デザイン論(室内設計各論)の授業は、前期と後期の1年間で、以下のような講義が行われました。
前期
1、住空間を構成する構造系、環境系、機能系、生産系などの関連から、形態の基準を考えること
2、モジュール、その他の展開
3、近代→現代に置ける空間性の展開について。
4、芸術運動の流れを中心に
後期
1、「生活構造論」からの機能性について
2、空間デザインの記号論的特性、その展開について
これから何回かに分けて、講義ノートから抜粋する形で、講義録を回想していきたいと思っています。
今から30年近く前の講義ですので、あいまいな箇所が多いかもしれませんが、お付き合いください。

1回目は、4月12日の講義からです。

建物の空間は、壁によって外と内に分かれることで成り立っています。
そこで問題になるのは、空間をいかに人間の生活の中にデザインしていくかが問題になってきます。
建物には、縦・横・高さなど6つの面から成り立っています。
この時、ビルディングと家を比べると、ビルディングの方が表面積が小さいのが分かります。
建物が大きいほど、表面積が少ないのです。
また、表面積は、正方形にちかずく方が小さく、長方形になっていくと、表面積が大きくなります。
角砂糖1個を四角に並べると表面は、8つの面から構成されることになります。
一方、角砂糖を長方形にならべると、10つ面から構成させることになります。
また、細胞などのように、小さいものは、表面積が大きい言えます。
このため、建物をデザインする場合、経済性から考えると、表面積が小さくデザインすることを踏まえてデザインする必要が要求されます。
日本の古い民家は、熱や空気が出やすい空間構成になっています。
ところが、現代の家は、熱が逃げずらい空間構成になっています。
空間をデザインする場合、目的と機能、デザインの意味を考える必要があります。
形の持っている意味を見失わないようにする必要があります。
人間と社会とのかかわりの中で、形がどのような意味を持っているのか、社会にとって家はどのような意味を持っているのか考えてデザインする必要があります。
それは、工学的、人文社会的、社会科学的な総合的な認識で考える必要があります。
箱の中に何を作りたいのか、形の意味が問われるのです。
形を作る、では、いかに作るのか。
形の社会的意味や隣りとの関係の中で、人間の目的は、いろいろな形を生んでいくのです。空間のシステム要素は、3つに分けることができます。
1つは、力学的システム
2つ目に、環境的システム
3つ目は、機能的システムです。
それらのシステムは、それぞれ矛盾するのですが、できるだけ矛盾しないような相互関係で見る必要があります。
社会的システムとしては、日本社会は中々土地が手に入らないという問題があります。
教育では、多数を集めて教育をするのか、少数、一対一で教育するのかが問われています。

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