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zoom RSS 空間デザイン論(3)

<<   作成日時 : 2009/08/31 22:02   >>

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3回目は、5月2日の講義です。
部屋のレイアウトは、要素を原子から分子的に結合する状態でデザインすることを前回お話しました。
今日は、生活基盤=インフラストラクチャーの視点から住空間を考察してみましょう。
昔の民家のキッチンは、かまどがあったり、流しがあったり、原子的に空間が構成されていました。
そこには、分子的に結合するような相互関係が空間にありませんでした。
現代にキッチンは、システム化されており、機能主義の近代的な空間がデザインされており、空間が密度化されています。
また、家族も大きいものから、少家族化されました。
そんな中、空間のレイアウトは、結合の状態を意識するようになりました。
デザインは、目的意識化され、デザインの任務は、大きくなりました。
人間の生活とモノとの総合関係は、機能主義の思想でデザインされていきました。
ルソーは、自然に帰れと言いましたが、黄金比のプロポーションも、人体の比例関係を建築に移植したコルビジェのモジュロールも比例関係を示したデザインでした。
この空間の文節をアーティキレーションと呼ばれ、思想界から建築に応用された構造主義のデザインでした。
クルマのアーティキレーションは、当初真四角なフォルムだったデザインをスピードという要素が、流線型のデザインを生みました。
建築家磯崎新の公共的な設備は、公共意識としてのインフラストラクチャーを文節化することで、空間を合成し、大きくなっても、形が整っています。
ピラミットは、石積みの構造は、技術をぎりぎりまで高めるこれ以上大きくできないそうです。
これまで、空間の要素を原子から分子に高めてデザインしていくことをお話してきましたが、ここまではもっと高く、高分子にまで高めていく方法論についてお話してみましょう。
住居論は、住居は、人間の住み所は、どうゆうものがいいのか、人間の生活は、いかにあるべきなのかを考えてきました。
第二次世界大戦で、住居は戦争でなくなってしまいました。
戦前、バスハウスでは、新しい建築や住居のあり方を研究しました。
戦後は、多くの人たちにできるだけはやく住居を提出しなくればなりませんでした。
そのため、戦後の住宅政策は、計画性のないままに、「うさぎ小屋」をたくさん作りました。
政府は、住宅ではなく、企業にたくさんお金をまきました。
住宅には食寝分離と就寝分離という考えからが普及し、住宅が建設されていきました。
食寝分離とは、布団やたたみは、ゴミや細菌をまきちらしてしまう。
そこで、食べる場所と寝る場所を分けたデザインでした。
食寝分離は、その後、2DKや3DKへと発展していきました。
就寝分離とは、男や女、大人や子供などプライバシーを分節化するデザインでした。
これからは、日本人にとって新しい文化だったと思います。

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